マツコ、副業は宝くじと一緒説を提唱 「本業ありきを忘れちゃダメ」
マツコが副業交流会と中継。副業を嗜む人たちを深堀りすることで、副業とは何であるかの真理に近づく。
2019/12/08 12:30
7日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)では副業交流会と中継。マツコ・デラックスが、多種多様な職種の人々を深堀りした。
■副業は宝くじと一緒説
大手飲料メーカーに務め、副業「メール活用術の講習」で年収1000万円を稼ぐ男性に、副業をする上での注意点を聞く場面があった。マツコは合点がいく。
「本業をおろそかにして副業にのめりこんでしまったら、副業ってなんだって話になる。本業ありきってことを忘れちゃダメなのよね。だったらもう、本業を辞めて副業を本業にしろって話よね。
本業はもういいやって…、でも『安定のために副業をやっておこう』っていって副業をやってもうまくいかない。宝くじ当たっても仕事を辞めないみたいな感じかしら。辞めるタイプの人もいるわよね。アタシは完全に辞めるタイプよ」
実際、一般的な副業の平均月収は6.8万円だという。趣味が実益を兼ねるぐらいの距離感が一番うまく行くのが副業のようだ。
■趣味と実益を兼ねる人たち
本業が「生きるチカラを身につけるため」と副業を推奨する企業に務める男性たちに話を聞く展開へ。シルバニアファミリーが好きだったからと渋谷のハリネズミカフェを経営して月収500万円を稼ぐ男性の話を聞いて、不満顔のマツコ。
「うおー、全然うまく言ってなくねえじゃん。そんな儲かってない顔して、結構儲かってんだろう。」
失敗談が聞きたい様子。だが、妻が裁縫したパグ専門の犬の洋服の販売サイトを運営して月収50万円を稼ぐ男性から話を聞くと、マツコが訝しがる。
「女房に機織りさせてるようなもんで、すごい話だよ。これ大変だよ。これズブズブ続けてると、奥さんにとっても負担じゃない。……なんだろう、お前ね。すごい温和な顔をしてるし、話しても嫌な感じはしないんだけど、女房に対する狂気性を感じるのよね」
夫婦で協力体制で頑張る副業もあるようだ。
■失敗経験を副業へ
副業としてオンライン占い師をする女性の話を聞く流れもあった。きっかけは失恋した時に色んな占い師に相談して20万を費やしたが、元カレを吹っ切った時に占い師になろうと思い至ったという。
月収は30万から40万円。マツコがその理由に「ああ、取り返してやろうってなったのね。占いを勉強して占いで儲けてやれっと」と納得。
他にも新規ベンチャー企業を失敗し続けてきた男性が、その経験をもとにして副業として新規事業コンサルタントをする話を深堀りする場面もあった。マツコは「失敗したがゆえにアドバイスできることもあるものね」と咀嚼する。
■副業について考える視聴者たち
副業について理解を深めた視聴者たちの中には、副業に興味を持った人も多そうだ。「多彩な活動をするのは楽しそう」「たくさん挑戦してプラマイでプラスになればいいのか」と学びを語る声ばかりだった。
働き方改革で、仕事が効率化されていけば、余暇が増えていく社会になっていくはず。その時は、本業が禁止していない限りは、副業で楽しく稼ぐを狙ってみるのもいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)