気絶するほど殴られ自殺した8歳児童 学校の対応に遺族が激怒
児童の様子を見守っていたはずの学校は、いじめにつき細かく説明することを避け続けている。
■学校側の主張
児童の死から間もなく3年。この件で遺族に責任を問われ提訴されている学校側は訴訟の取り下げを強く求めると同時に、「児童間で起きる暴力沙汰については、学校に責任はない」と弁護士を通し考えを明かしている。
また自殺した児童については少なくとも6回はいじめを受けていたというが、学校側は「目に見えるあざもなかった」などと主張している。
■遺族の嘆きと怒り
亡くなった児童の家族は、「学校側はいじめに関する情報を隠している」と主張。「校長や教頭が知っていたに違いない情報の提供は今に至るまでまるでない」と激しく憤り、今後も引き続き学校側の責任を問う予定だと明かした。
男児が死を選んだのはトイレで殴られ気絶した2日後のことで、「どんなに怖い思いをしていたのか」と男児に同情する声が改めて多くあがっている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)