恋人を殺害し「遺体は熊の餌に」 SNSがきっかけで逮捕された男
計画的な犯行だったにもかかわらず、あまりにも意外なことから女性の失踪が発覚した。
■女性になりすましSNS更新
凶器の始末、遺体の遺棄まではスムーズに進み、男は「全てうまくいった」と考えていた模様。ただひとつ気がかりなのは女性の家族が「なぜ姿を見せないのか」と怪しむことで、ごまかすために男は女性のSNSを更新。
数週間にわたり女性になりすまし投稿を続けてみたものの、これがきっかけで女性の家族はすぐに「あの子の投稿ではない」「何かが起きたに違いない」と勘付いた。
というのも女性は几帳面で、普段は文法やスペルミスとはほぼ無縁。しかし男の投稿はミスだらけで、女性のものでないことは明らかだったという。そこで心配した家族が「無事かどうか確認しに行ってください」と通報したことが、男の逮捕につながった。
■男に下された実刑判決
たまたま発見された遺体は腐敗が進んでいたものの、女性が父に捧げるべく彫ってあった独特のタトゥーが確認できたことから身元が判明。最後まで殺害に及んだ動機につき語ることを拒否した男には、懲役25年の実刑判決が下された。
完全犯罪を目指した男だが、SNSの文法とスペルのチェック、また熊が実際によく出没する地域かどうかの確認は完全に怠っていたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)