恋人を殺害し「遺体は熊の餌に」 SNSがきっかけで逮捕された男
計画的な犯行だったにもかかわらず、あまりにも意外なことから女性の失踪が発覚した。
ずいぶん年下の女性と恋仲になるも、殺意をいだきはじめ襲いかかったある男。凶器をうまく処理し遺体も申し分ない場所に遺棄したはずが、あっけなく犯行がばれてしまった。事前に計画を練った上での男の犯行だが、なぜ完全犯罪にはなりえなかったのか。
■超年下の恋人に殺意
米アリゾナ州で暮らすある男(62)には、ずいぶん年下の恋人(37)がいた。しかし男の愛情はいつしか冷めたもようで、ついには「この女を絶対に殺してやりたい」という強い殺意をいだくように。
そこで男は手製の木製テーブルを振り上げ、ベッドで休んでいた女性に思いきり叩きつけるという凶行に及んだ。この暴行を受け、女性は死亡。男はその後、証拠隠滅に奔走した。
■遺体を遺棄した男
男は凶器として利用したテーブルをバラバラにし、まきストーブに投入。うまく証拠を焼いて隠滅した後は庭木や枝の処分場に女性の遺体を運び、「ここに来るのは腹を空かせた熊くらいだろう」などと考えていたという。
「動物の餌になってしまえばいい」「これで遺体もうまく処理できる」と確信していた男だが、なかなか熊は寄り付かなかったもよう。女性の遺体はその後にたまたま発見されるまで、食い散らかされることなく処分場に放置されたままだった。