足が太いと言われ一念発起 マクドナルド・ダイエットで年間15キロの減量に成功
「無理な」「辛い」「長続きしない」といったイメージがついて回るダイエットだが…
ダイエットには我慢や辛抱がつきものだが、それでは挫折した時の反動がこわい。むしろ発想をがらっと変え、好きなものがいっぱいの「いつものお店」でダイエットに励むというのはいかがだろうか。
■「足が太いね」の言葉に傷つく
台湾の大学生の間で人気の掲示板「Dcard」に、このほど国立台北商業大学の女子学生(名前などは明らかにされず)が痩身サプリなどに頼らず大幅減量に成功したことを報告。同世代の女の子たちの高い関心を集めている。
身長155センチで体重が64キロあった昨年11月、「足が太いね」と友人に指摘され、これはマズイと痩身を決意した彼女。現在の体重は49キロで、1年間で15キロもの減量に成功したことになる。
■大好きなマクドナルドで3食
彼女が取り組んだのは、驚きの「マクドナルド・ダイエット」。
油脂も糖分もタップリのファストフードは敬遠されがちだが、彼女は食の満足感を大切にするため、すべての食事を大好きなマクドナルドで摂った。そこの調理場でアルバイトしながら、自分向けに購入したハンバーガーのカロリーと炭水化物を減らすことを続けていたという。
特に守っていたのは1日3回必ず食べ、夕食をしっかりと摂ることで空腹で夜が辛いという思いをしないこと。また毎日2〜3リットルの水を飲むことだった。
■摂ってよいもの・悪いもの
彼女は毎食、具体的にはフライドポテト、アイスクリーム、アップルパイ、パン、コーンスープを避け、ハンバーガーのパテ(肉)、レタスなどの野菜、卵、甘くない飲料、衣と皮をはがしたフライドチキンをたっぷりと食べた。
ただしタピオカミルクティーを含め甘い飲み物は我慢。コーヒー、お茶、あるいは豆乳を飲み、どうしても甘いものが飲みたくなったらカロリーゼロのコーラを飲んだ。
ぐんぐん体重が落ちて行ったが開始3ヶ月目でやや減りが鈍くなり、ランニングを加えてみたところその3ヶ月後にはさらに5キロ落とせたという。
■「痩せなきゃ」という意識
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名に女性のダイエットについて意識調査したところ、20代女性の4割以上が「するべき」と回答。「痩せなきゃ」が口癖になっている若い女性が多い、というのも頷ける話だ。
とはいえ低炭水化物ダイエットに関しては賛否両論ある。このたびの女子学生は、食の満足感さえ失われなければ1年でも苦痛なく続けられるという意味の成功例ではあるが、「もう少し野菜を摂るべき」「炭水化物は大事」といった厳しい意見も出ている模様だ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1357名(有効回答数)