「病気を家族にうつしたくない」 10年も隔離生活を続けた男性に衝撃事実

家族を心配し森での暮らしを始めた男性が、ひとりきりの生活を経て、驚くような事実を知った。

■自治体が男性を発見

そんななか「大変な状態の男がひとりで暮らしている」という情報が自治体に寄せられたことから、数日前にようやく医療チームが男性の暮らす小屋を訪問。

すぐに全身の状態を確認してもらった男性には、「これは落葉状天疱瘡(らくようじょうてんぽうそう)です」「人にうつることはありません」という驚きの診断がくだされたという。

人にうつしてはならない。それだけを気にして小屋に移り住んだ男性だが、そうする意味はまるでなかったのだ。


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■男性のコメント

ひっそりと暮らしていた男性によると、仕事を辞めてからというもの病院にも行けず、家族と村人に感染させないようひたすら心配しながら過ごしていたという。

その一方で、妻は必死に働いて鎮痛剤を買うのに必要なお金を稼いでいたとのこと。経済的には非常に苦しかったというが、夫の「病気をうつしたくない」という思いを尊重し、隔離生活を許していたようだ。

男性の今後の予定については不明で、「自治体が援助してあげたらいい」という声もあがっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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