フィリピン出身シンガーBeverly、下積み時代を懐古 「裸足で泥道を歩いた」

フィリピン出身の実力派シンガー、Beverlyが3作目のオリジナルアルバム『INFINITY』をリリース。

Beverly

フィリピン出身の実力派シンガー、Beverly(ビバリー)3作目のオリジナルアルバム『INFINITY』が本日4日にリリースされた。

岡崎体育が作詞作曲を手掛けたリード曲「尊い」や、『劇場版 仮面ライダービルドBe The One』主題歌の「Everlasting Sky」など、充実した内容になっている。今回はアルバムの内容について、さらにはBeverlyのルーツについての話も聞いた。


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■家族で聴いていたラジオがきっかけ

Beverly

———今回しらべぇの記事を読んで、Beverlyさんのことをはじめて知ったという人に向けて、音楽を始めたきっかけから教えていただけますか?

Beverly:私の家族はみんな音楽が大好きで、日曜日の朝はいつも、ラジオで音楽を流していました。ラジオから流れてくる音楽に乗せて、私も一緒に歌っていて。それを聞いたお母さんが「Beverlyは歌が上手ね」と言ってくれました。


———それは何歳くらいの頃ですか?

Beverly:お母さんからは5歳くらいだと聞いています。それから私の才能を伸ばそうとしてくれて、ボーカルトレーニングに通わせてもらいました。9歳くらいだったかな? 同じ時期に歌のコンテストも受け始めました。

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■裸足で泥道を歩いてコンテストへ

———フィリピンでコンテストを受けているときはハードだったと伺いました。

Beverly:けっこうハードだったと思います…! 山の中だったり、すごく田舎の町だったり、たくさんのコンテストがいろんな所であるんですけど、ステージがトラックの荷台だったこともあります。


———トラックの荷台がステージだというのははじめて聞きました…!

Beverly:忘れられない経験があって。遠い田舎町で行われたコンテストの日は雨がすごく強くて、その町に行く道はコンクリートじゃなくてマディー(泥道)だから、バスや車が通れなかったんです。


でも、コンテストにはどうしても参加したくて、お母さんと一緒に歩きました。靴も脱いで、45分くらい裸足で(笑)。


———今は裸足で仕事現場に向かうことはさすがにありませんよね。

Beverly:今はヒールです(笑)。

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