子犬を惨殺し晒した20代男に実刑判決 実母や兄弟も「生ぬるい」と激怒
罪のない動物を殴り殺し、ゴミのように捨てた冷血な男。家族さえあきれた蛮行を、裁判所も厳しく裁いた。
生後11ヶ月の犬を死ぬまで殴りつけ、近所の子供たちが集まる場所に死骸を捨てた男がいる。この男の蛮行には家族もあきれはて、裁判の結果くだされた実刑判決については「短すぎる」という感想を明かしている。
■犬を惨殺した男
英国ドーセットで暮らすある男(26)が、生後11ヶ月の犬に殴りかかった。飼い始めてまだ約1ヶ月。犬に対する愛情は欠けていたようで、容赦ないパンチをあびせた結果、犬の肝臓は傷つき胃も裂けてしまった。
ほどなくして死んだ犬を、男は自宅付近になんと遺棄。近所で暮らす子供たちが死骸を見つけ、ひどいショックを受けたという。
その後に通報を受けた警察が飼い主である男に事情を聞いたところ「車に轢かれたんです」と話したというが傷の状態などから嘘がばれ、「むしゃくしゃして殴ってしまった」と殺した動機をしぶしぶ明かした。
■母親も喜んだ実刑判決
動物を虐待し殺したとして、裁判にかけられたこの男。裁判所には約25人の動物愛護家らが集結し、その中には男の実母と兄弟の姿もあった。
この日、男に下されたのは「懲役16週の実刑判決」。母親は我が子の蛮行に激怒していたことから実刑判決に心から感謝し、動物愛護家らと共に喜びの声をあげたと報じられた。