「妻を置いて自分だけ逃げました」 殺人犯をふりきり走った夫の後悔
「一生後悔しながら生きていかねばなりません」と、遺された夫は後悔をにじませた。
■「事故だった」と主張した男
その後に逮捕された男は「あれは事故だった」などと主張するも、認められず有罪に。当局は「冷酷な処刑行為」と述べ、この男を厳しく批判した。
無事だった夫は妻の生前の言葉や様子を振り返り、「あの男を怖がっていたのです」「何を失おうがお構いなしでトラブルを起こす男だとも話していました」とコメントしている。
■「思考がストップした」と嘆く夫
妻よりも先に逃げた理由につき、夫は「思考が停止した状態だったのです」と告白。
「あの時ぼくが犯人に立ち向かえていれば、妻を救えたでしょうに」とも話し、「一生この後悔を胸に抱えたまま生きて行かねばなりません」「妻を救わなかったことを、何より後悔しています」とも話している。
世間からは「ハンマーかナイフを使って反撃すべきだったのに」という声も上がっているが、実際にこのような状況に陥ったとき、配偶者を守るべく凶悪な犯人に立ち向かえるのか。「子供のためなら立ち向かうけど、それ以外はちょっと…」という人も皆無ではない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)