腎臓移植待機者リストに同姓同名の患者が… 混同した病院が驚きのミス

手術室に運ぶべき患者を間違えてしまった医療チーム。1日も早く新たな腎臓が必要だった患者の運命は…? 

手術
(ake1150sb/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

早く新しい腎臓を得て元気になりたい。そう願いひたすら待っていた患者が、ひどく落胆するような出来事が起きた。問題を起こした病院はミスに気づき、早急に別の腎臓を手配。声明を発表し、全面的に非を認めた。


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■腎臓移植を待っていた患者

米ニュージャージー州カムデンのある病院にて、とんでもない出来事があった。今月19日、この病院である患者(51)を救うべく腎臓移植手術が行われたが、「手術を優先的に行うべき患者」として待機リストに載っていたのは別の患者であることが発覚したのだ。

この失敗が起きた理由は、ふたりの患者が偶然にもまったく同じ名前だったから。しかも同じ年代だったため早急に手術すべき患者と間違えてしまったのだという。

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■ミスに気付いた病院

手術を受け新たな腎臓を得た男性も、移植が必要な状態ではあったという。

しかしミスに気付いた病院は、すぐさま「大変な失敗を犯してしまいました」と当局に連絡。その後すみやかに手術を予定していた患者にも謝罪し、マッチする腎臓を少しでも早く移植できるよう手配に奔走したとみられている。

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■再び行われた手術