保育園のメニューが完全ヴィーガン化 「相談もなく決めた」と怒る保護者も

「動物性のものは一切出さない」との方針を発表した保育園。突然のことに、多くの親が困惑している。

■強気の姿勢を示した園

「この方針を検討していたことは、何ヶ月も前から少しずつ伝えてあったはず」と園側は弁明。「これにより一部の子供たちが転園を決めたとしても、この園に来る子供たちの未来、そして環境のためにもヴィーガンメニューにする決断を覆す予定はない」とも断言している。

温室効果ガスの20パーセント近くが畜産業に由来しているというデータもあることから「環境にとっても良い決断だ」という経営者は、メニューについても栄養士としっかり話し合って決めてあるとコメント。「栄養の面でもまったく問題はない」とも強調している。


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■世間の反応

この方針について報じられると同時に、世間からは「せめて保護者に選択肢を与えるべきではなかったのか」「自分が良いと信じる食生活を人に強いるのはおかしい」という声が噴出。

しかしヴィーガンは確実に増えているようで、「健康に良い食事を出してくれるのだから文句を言う筋合いはない」という声も決して少なくはない。

しかし野菜が嫌いで「どうしても食べることができない」という子供たちも必ずいる。そういう子供たちにとっては、耐え難い食事になるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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