保育園のメニューが完全ヴィーガン化 「相談もなく決めた」と怒る保護者も
「動物性のものは一切出さない」との方針を発表した保育園。突然のことに、多くの親が困惑している。
子供たちが通う園で提供される食事が、いきなりヴィーガン食に限定されたとしたら…。このほどある保育園がヴィーガンメニューに限定するという方針を発表したことから、保護者の一部が猛反発している。
■ヴィーガンメニューへの切り替え
このほど英国チェスターのある保育園が「1月より、当園では肉、魚、乳製品を含まぬ食事とスナックしか出しません」と発表。
これからは肉の代わりに豆を、また牛乳の代わりにココナッツミルクや豆乳などを用いて徹底するとのこと。この園に通う260人の子供たち(0歳から4歳)の全員が対象になるというが、親たちの反応は様々だ。
■真っ二つに割れた意見
突然の方針変更を受け、多くの保護者は驚いたもよう。「こんなメニューを押し付けないで」「肉や魚が好きな子供たちにとっては、まさに差別的な待遇だ」という声が噴出している。
なかには「こちらの意見も聞かずに決めるなんておかしい」「こんなメニューで空腹が満たせるわけがない」という声もあがっているという。
その一方でこの方針を歓迎する親もおり、「ものすごくヘルシーで良いと思う」「家で野菜を食べるよう無理強いしなくてもすむからありがたい」という意見もある。