部活顧問のボディタッチにモヤモヤ 「男子には触ってないのに…」
『Yahoo!知恵袋』にて、部活動の顧問の言動に不審な点を感じているという投稿が寄せられた。
パワハラやモラハラといった各種ハラスメントは、被害者側が訴えづらいのも問題点の1つ。「自意識過剰かもしれない…」という疑念が邪魔し、泣き寝入りしてしまった経験のある人もいるだろう。
■部活の顧問が…
『Yahoo! 知恵袋』では、部活動の顧問の言動に関するトピックが注目を集めている。質問者は学校の弓道部に所属する女性で、顧問のボディタッチが妙に気になるようだ。
「『もっとここを伸ばして』と言いながら鎖骨辺りを撫でてくる」「後ろに回って肩甲骨を撫でてきたり、腰を掴んできたりする」など不審な点を挙げており、本人にも直接「人に触れられるのは苦手なので、あまり触らないようにしてください」と申し出たという。
しかし顧問からは「触らないと指導できないだろ!」と叱責されてしまったそう。
■言動の不審点
「触らないと指導できない」と言っていたにも関わらず、同じ内容を男子に注意する際は全く触れていないことに気づいた投稿者が友達に相談すると「それってセクハラじゃない?」という返答が。
顧問とその後揉めるのが嫌なため、質問者は学校側に申告せず、ひっそりと部活を辞めたいという。しかし母親は「(顧問の行為を)学校に言ってやる」というスタンスのため、親子で意見が分かれているようだ。
■応援する声が多数
「どうすれば辞めさせてくれますか?」と不安を綴った質問者に対し、トピックには「辞めたいと思ったら辞めて良いと思う。そんな状態で部活を続けるなんて無理でしょ…」「部活を辞めるのは問題ないと思う。でもお母さんが学校にクレーム入れるのも間違ってないと思うよ」といった声が多数寄せられていた。
やはり顧問の行為を「故意」ではなく、「セクハラ」として嫌悪する意見が多いよう。
■セクハラを受けた経験
たびたびメディアを騒がせているセクハラ問題だが、実際に被害を受けた経験のある人はどれくらいいるのだろうか。しらベぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象として、「セクハラ」に関する調査を行った。
調査の結果、「異性からの言動がセクハラだと感じたことがある」と回答したのは圧倒的に女性が多いことが判明。いずれの年代でも44パーセント以上がセクハラを感じており、最も多く感じているのは50代女性のようだ。
セクハラは被害者の気持ちを踏みにじる最低の行為。一日でも早く社会からなくなってほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)