38歳父親の変化に「ピンときた」 友人殺害を疑った娘が勇気あふれる通報

愛する父親の悪事をあばき警察に通報。娘はどれほど苦しい思いと闘い、悩んだことか。 

2019/11/24 18:40

少女
(sunabesyou/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

何か恐ろしい悪事を働き、それを隠し通そうとしている人間は独特の表情や空気を醸しているともいわれる。家族が薄々それを感じているということも多いのではないだろうか。


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■38歳男を友人殺害で逮捕

米国コロラド州で今月13日、ラッセル・モントーヤ(38)が友人であるシェーン・ネルソンさん(38)を自宅で殺害し、遺体の証拠隠滅を図ったとして逮捕され、このたび第一級殺人容疑で起訴された。

事件が起きたのは今月8日のことで、口論が激化したことからモントーヤがネルソンさんを射殺し、遺体を地下のランドリールームでコンクリート詰めにした疑いがもたれている。

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■雰囲気が変わった父親

警察にその事件について通報したのは、実はモントーヤの未成年の娘だった。ネルソンさんとモントーヤは中学校以来25年にわたり頻繁に行き来していた仲で、その通報がなければ捜査は難航していただろうという。

娘がピンと来たのは父親の雰囲気の変化からだった。「表情は険しく、脂汗をよくかき、非常に神経質になっているように見えた」と話したという。

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■不思議な音とシミと異臭

父親の雰囲気に違和感を覚えた娘は、さらにネルソンさんが行方不明になった8日に自宅で起きていた事を思い出した。

地下室に続く階段を人が転がり落ちるような音がしたこと、その階段のカーペットに赤黒いシミが付着していたこと、そして漂白剤、吐瀉物、髪の焦げるような臭いなど、その日は得も言われぬ臭いが家に漂っていたことだった。

娘に厳しく問い詰められて犯行を認めたモントーヤだが、「ママも半日がかりで証拠隠滅の作業を手伝ってくれた」と話し、大変なショックを与えた。

それでも今月13日、娘は勇気と正義を理由に警察に通報したという。


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■女性のほうが鋭い直感

勘や直感は大切なものだ。しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,589名を対象に「直感」について調査を実施。すると女性のほうが直感が働き、しかも年齢を重ねるほどにそれが当たるようだ。

直感グラフ

ただし直感が当たると時には悲しい結末が待っていることも。まだ幼いモントーヤの娘がこの苦難をうまく乗り越えられるものか、たくさんの大人たちが心配しているという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年2月1日~2018年2月4日 
対象:全国20代~60代の男女1589名 (有効回答数) 

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