6人からの集団レイプ被害で絶望 妊娠中の13歳少女が飛び降り自殺
集団レイプ被害がどれほど恐ろしいものか、13歳では危機感すらなかったのだろう。
集団による忌まわしい性的暴行を受けた少女は、実はお腹に赤ちゃんを宿していた。喜びと不安と動揺が交錯するなか、突然襲ってきた男たち。体と心に深刻な傷を負った少女は母親に事情を打ち明けたが…。
■友達に「大好き」と言い残し…
タイ・バンコクでこのほど、ピンキー(それ以上の情報は明らかにされず)という名の女子中学生が飛び降り自殺を図り、死亡した。
少女は死の直前、ある集合住宅の屋上のふちに座り、投げ出した自身の脚を撮影した写真をFacebookに投稿。「今からあの世に行く。皆のことは大好きだった」という言葉をフォロワーだった友人らに残し、やがて自らの意思でそこから身を投げてしまった。
■妊娠していた少女
ただし、そのキャプションには気になる部分があった。「もしもお腹に赤ちゃんがいなかったら、もっと早く死んでいたと思う」と少女は妊娠していることを明らかに。また妊娠を本人は喜んでいたのだろう、生まれてくる赤ちゃんのために頑張ろうと思っていたことが伝わってくる。
その事実をどれほど多くの友人が知っていたのか、また赤ちゃんの父親は誰なのかは現時点では不明だ。
■6人の男が少女を集団で暴行
少女の母親(45)は娘が死に急いだ15日の夜のことを詳しく覚えていた。
今月11日の夜、6人の男たちにアパートの一室に連れ込まれて集団性的暴行の被害にあったことを、母親に打ち明けてきた少女。しかし夜のバンコクを少女2名、少年2人でたむろしていた中で悪い連中に目を付けられたという事実、そして妊娠の事実を知らされた母親は激怒した。
これにより両者は口論となり、娘は「もう死ぬ」と口走って家を飛び出したが、それを必死で追うも振り切られてしまった瞬間の虚しさ、悔しさを、母親は一生忘れられないだろうという。
■少女の正義を晴らすため
13歳であまりにも多くのことを経験し、最期は心身を切り刻まれるような屈辱感と痛みを抱えたままあの世へ。バンコク警察は今、この母親の協力を得ながら、少女の命の尊厳を守るべく犯人検挙に向け動いている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)