死んだことを証明? 遺体を保険会社へ持ち込んだ家族が話題に
葬儀費用を出し渋った保険会社に、遺族が激怒。ついに「証拠」を見せに会社へ向かった。
■遺体を袋に詰め込む家族
「死んだことを証明するしか方法はない」と考えた遺族のうち数名が男性の遺体を袋に詰め込み、保険会社に持って行くことを決意した。
死後しばらく経つ死体を袋に詰め込むことは家族にとっても大変怖いことだったというが、家族は思い切って実行に移しそのまま保険会社に急行。建物に遺体入りの袋を運びこむなり死亡証明書を含む書類を職員に手渡したところ、驚いた職員が「すぐに支払います」と約束したという。
■遺族の思い
大胆な方法で家族の死を証明した遺族がメディアの取材に応じ、「私どもは貧しく葬式をあげるにもお金がなかったのです」「なのに何度会社に連絡しても保険金の支払いを拒否されていました」と告白。
しかし保険金が支払われたことから無事に葬式をあげ、遺体は家族が暮らす家の裏庭に埋葬したという。
保険会社はこの騒動につき「申し訳ないと思っています」とコメントしているが、男性の死とこのゴタゴタを経た家族は、今も立ち直れていない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)