娘の担任の先生が妊娠 「保護者からのクレーム」に耳を疑った…
娘の担任の先生が妊娠。予定よりも早く産休に入ることとなったのだが、その理由があまりにも酷すぎた…
表向き少子化が叫ばれていても、現代日本において女性の妊娠は尽く歓迎されていない。
女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』に、子供の担任の先生が妊娠したという保護者からのトピックが寄せられ、耳を疑うような内容が波紋を広げている。
■妊娠した教師に保護者からクレーム
投稿者は、妊娠中だという娘の担任教師のことについて打ち明ける。このほど、予定よりも早く産休に入ることとなり、その理由というのが、一部の保護者から「教師がみだらな行為をするなんて!」と騒がれてしまったためだという。
勿論、大半の保護者は妊娠しても仕事を続けていた担任教師に理解を示しているものの、その一部の保護者はことあるごとに学校にケチをつけてくるのだそう。
今回のことは投稿者もさすがに目に余ったようで「皆さんはどう思いますか?」と意見を求めた。
■「頭おかしい」と怒りの声
こちらのトピックには、「頭おかしい」「じゃああなたは自分の子をどうやって作ったの!」など怒りの声が殺到。
また、「そういう親がいるからますます性教育がなくなって、望まない妊娠が増える」「命の大切さや妊婦さんへの配慮などを教える良い機会だと思うけど」と、義務教育のうちに子供たちに必要な知識を教えることができず、こうした大人の存在が悲劇の連鎖を助長していると指摘する声も多数書き込まれている。
■3人に1人「妊娠を報告しずらい」
トピックの事案は多少特殊であったとしても、働く女性の妊娠が歓迎されていないことを、多くの女性たちが感じていることは事実のよう。
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の女性361名を対象に実施した意識調査において、全体でおよそ3人に1人が「妊娠の報告をしづらいと思ったことがある」と回答した。
働く女性たちが子供を産み育てることには様々なリスクがあり、多くの女性が子供を持つことをためらっている…そんな現状が改めてうかがい知れる。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国20代~60代の妊娠経験がある女性361名(有効回答数)