九死に一生を得た男性 転落事故で串刺し状態になるも手術が成功

怪我の状態を確認した医師団が、あまりのひどさに仰天。しかしあることに気付き、すぐに手術にとりかかった。

足場
(zhaojiankang/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

工事現場でせっせと働いていたある男性が、プラットフォームから転落。誰もが目を覆いたくなるようなひどい怪我を負い、病院に搬送された。この事故で臓器が損傷していた男性だが、ある奇跡のおかげで見事に生還。男性が死なずにすんだわけを医師団が明かした。


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■衝撃的な事故

中国湖州の工事現場で、22歳の男性がもくもくと作業に励んでいた。しかしそのとき、この男性はプラットフォームからまさかの転落。4メートル近く一気に落ちた男性の尻は、プラットフォームの下に設置されていた太い鉄筋に突き刺さってしまった。

勢いもついていたことから、棒状の鋼材はまさに一瞬のうちに男性の体内に深く侵入。男性はその衝撃で意識不明に陥った。すぐに大学病院に搬送された男性を救おうと医師たちが検査を行い、驚くような事実を知り衝撃を受けたという。

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■検査で判明したこと

レントゲン検査を行った結果、鉄筋が複数の臓器を貫通していると判明。心臓から3センチのところまで棒が突き刺さったままの状態であることも分かったという。

運よく致命傷を負っていなかったことから、医療チームは「男性を救える」と判断。損傷した各臓器の専門医が集結し手術を始め、長時間かけて体内から棒を慎重に取り除いた。

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■大手術に耐えた男性