加藤浩次、パワハラ蔓延する社会に苦言 「よく言った」と称賛相次ぐ
『スッキリ』加藤浩次が現代の働きかたについて的確なコメントを発し、視聴者からの注目を集めている。
近年日本で大きな問題となっているのが、職場でのパワハラ。21日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)ではMCの加藤浩次がパワハラ企業に苦言を呈し、視聴者から賛同の声が上がっている。
■パワハラは何も生まない
13日、神奈川県庁の男性職員が自殺した原因は「上司のパワハラや常態的な長時間労働にある」として職員の母親が提訴。番組では男性職員が受けたパワハラについて取り上げつつ、日本企業の働きかたに注目していった。
すると加藤は「激務で働いてるのがカッコいいっていう時代は終わりましたよ」と意見を口にし、聴者からの賛同を集めた。
■視聴者からも…
元来「真面目で働き者」というイメージが強い日本人だが、働きすぎによる「過労死」などは率先して解決すべき問題。
そんな問題点に真っ向から切り込んだ加藤に対し、視聴者からは「加藤さんよく言ってくれた! 夫の職場でそれを言ってほしい…」「この言葉はもっと広まってほしいね」といった声が多数上がっている。
■職場でのパワハラ
パワハラだけに限らず各種ハラスメントは、受けた側が「どう感じるか」が重要。しらベぇ編集部では全国20〜60代の社会人男女251名を対象とし、「職場のパワハラ」に関する調査を行った。
調査の結果、「現在職場でパワハラを受けていると感じる」と回答した人は全体の16.3%。2割に満たない数値だが、「少ない」と考えるのではなく「パワハラ件数0」を目指していくべきだろう。
加藤が発言したとおり、身体を壊すような激務は決してカッコいいものではない。全ての人が自分を大切にし、のびのびと働ける社会になってほしい。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代〜60代社会人男女251名(有効回答数)