事故を招く運転能力の自信 過信する人にありがちな危険行為3選
運転に自信がある人ほど、注意が必要かも
昨今、高齢ドライバーの事故が問題になっている。「まだ大丈夫」「長年運転してきたから問題ない」という根拠のない自信から、取り返しのつかない事故を起こしているのだ。
■運転に自信がある人は…
そもそも自動車事故は、運転能力に自信を持つ人ほど起こしやすい傾向があるといわれる。過信から注意が散漫になってしまうためだ。
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の運転免許を持っている人1,292名に実施した調査では22.2%が「自分の運転能力に自信がある」と回答している。
自信を持っている人が事故を起こすと断言はできないが、注意が必要であることは間違いないだろう。
■自信がある人に危険を感じた瞬間3選
自信がある人の運転に危険を感じた瞬間を複数の人々に聞いてみた。
①スマホを見ながら運転
「車がなければ生活できない地域に住んでいるのですが、交通違反にもかかわらずスマホを持っている人をよく見かける。彼氏もスマホを操作しながら運転していて、危険を感じた。12月から厳罰化されると聞いていますが、抑止効果があるか疑問です」(20代・女性)
②高速道路でとにかく飛ばす
「友達はかなり運転が荒く、スピード狂。私用で一緒に高速で移動した際、ずっと追い越し車線を走って140キロくらいで走行し、かなり怖かった。
『警察に捕まるよ』と声をかけても、『この辺は大丈夫』『自分は運転上手いから大丈夫』と止めなかった。その後、友達運転の車には乗っていません」(30代・男性)
■脇見運転も…
③脇見運転
「運転に自信がある友達が多いのですが、そういう人は往々にして脇見運転が多い。『かわいい子がいる』と歩行者の女性の顔を覗き込んだら、前の車が急に止まり事故になった…なんて笑いながら話していた。
あまり自信がない人のほうが、気をつけていて同乗者としては安心できる」(40代・男性)
過信から事故に繋がるケースは多々ある。悲惨な事故を起こさないよう、安全運転に努めてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の運転免許を持っている人1,292名 (有効回答数)