マツコ、母にカミングアウトできなかった過去を激白 「説明する自信なくて」

マツコがカップルユーチューバーを深堀り。時代の価値観の変化を肌で感じる場面も。

■母にカミングアウトできなかった過去

社会人カップルユーチューバーのりなてぃんとほくてぃんの深堀りをしていると、ほくてぃんが「母にユーチューバー活動をしていることを伝えていない」と告白。

ほくてぃんの母と同年代である50歳のマツコが、これに「たぶんね、お母様からしたらね。この動画はなかなかヘビーだと思いますわ」と共感。だが、ほくてぃんは「と、言いますと」と全く理解ができない様子。マツコが心情を解説。

「何言ってるのあのオカマ…、ってなるぐらい、いましていることの何が悪いってなってるのね。こういう姿(カップルの私生活)を人前に晒すっていうのが恥ずかしいのよ。…と言いながらも、あたしには人様のことは言えない」


ここで、マツコが自身の母にはカミングアウトできなかった事実を語る。

「母が死ぬまでね。自分からね。オカマで女装やってるって言えなかった。もうたぶん、それは理解できないんだろうなって思って、結果を見て安心してもらうしかないなって言えなかったのよ。両親に、上手く説明する自信がなくて。だからね、お前の気持ちもわかる」


自分自身では納得していることであっても、親の世代には伝わらない価値観が存在する。


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■視聴者は賛否両論

視聴者の声はまさに二分だった。「私生活を見せるなんて親が泣く」「他人の幸せなんて見てられない」との批判的な意見から、「こんな優しい彼氏が欲しい」「こんな幸せな恋愛がしたい」との肯定的な意見まで実に様々。

これからは、こうした存在が当たり前の時代になっていくのだろうか。時代に置いてけぼり感をされる気もする寂しさがあると、否定的になってしまうのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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