包茎手術を受けにいきパイプカットされる 男性に2億円超の賠償金
誤解がないよう何度も手術の目的を伝えてあったというが、それでも事故は起きてしまった。
■多額の賠償金
この件を審議した陪審員団は、全責任のうち7割は医師が負うべきものと判断。残る3割は男性本人の非だと判断しつつ、男性には日本円にして2億円超の賠償金が支払われるべきとの結論に至った。
病院側はこのほどメディアの取材に応じ、「問題を起こした医師が当院を去って1年以上が経過しています」と話し、すでに無関係であることを強調。さらに「病院側には責任がないという結論が出たことに感謝します」とも付け加えている。
■男性の今後
包茎手術を受けコンプレックスを解消するはずが、包茎のまま子供を作れぬ体にされてしまったこの男性。
米メディアは「大変な状態だが億万長者にはなれた」と報じているが、本人はこのままの状態では我慢できないもよう。今後は別の病院で包茎手術を受け、さらには生殖能力を元に戻す手術も受けるつもりだという。男性が悩みを解決し幸せになれるよう、願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)