台風上陸時に実施された鉄道の「計画運休」 その是非を聞くと…
台風15号、19号上陸時に実施された計画運休。その是非は?
台風や自然災害などで大きな被害が予想される場合、鉄道会社が事前に運行を全て取りやめる「計画運休」を行うことが増えている。
今年10月の台風19号上陸時には「史上最大規模の勢力」と言われていたこともあり、東日本の鉄道会社が計画運休を発表し、予定通り実施。
流行語大賞にもノミネートされるほどのインパクトがあった「計画運休」だが、どう考えている人が多いのだろうか。
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■計画運休をどう思う?
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,733名に「計画運休」について調査を実施。
結果、「実施に賛成」と答えた人は76.1%。かなり多くの人が、計画運休に賛成していることがわかった。
電車が動いていれば、「出勤しろ」と命令してくる会社が存在するのが日本の現状。計画運休は交通手段を止めることで人々の安全を守る要素もあるだけに、賛成する人が多いのかも。
■性年代で意識に差
計画運休に賛成している人を性年代別に見てみると傾向が出た。最も高い割合となったのは社会人の子供を持つ人が多いであろう60代女性で85.1%。また男性も84.0%となっている。台風のなか出勤させられることに心配する両親が多いのだろうか。
一方20代男性は55.8%と他の世代と比較する極めて低い。台風で身を守るよりも「遊びに行きたい」「仕事をしなければいけない」意識が強いのかも。