上京後に入った芸能養成所で詐欺被害 歌手・ゆきこhrが今に感謝する理由

『SHOWROOM』の「しらべぇ独占インタビュー獲得オーディション!」を勝ち上がった、ゆきこhrにインタビューを行った。

■2万円を払ってライブに出演

ゆきこhr

———今はワンマンライブで200人のお客さんを集客できるゆきこさんですが、当時は全くファンがいなかったとか。

ゆきこ:ノルマ分のチケットもさばけなくて、毎回2万円くらい払ってライブに出ていました。


———そのときにSHOWROOMを始めたんですか?

ゆきこ:はい。この先の道が見えないと思っているときに、先輩から「配信してみれば?」と勧めてもらって始めました。そこで初めて応援してくれるファンができて、その1年半後のワンマンライブには、200人のお客さんが来てくださって。


私、これまでの人生で何かを続けられたことがなくて、こんなに熱中してできたのは歌とSHOWROOMが初めてなんです。


ファンの7割くらいがSHOWROOMで出会ってくれた方で、音楽活動を始めてから今までで一番嬉しかったことは、応援してくれる人が本当にたくさん増えたことです。


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■今が当たり前じゃない、と思える

ゆきこhr

———これまでの活動を思い返して、一番苦しかったことは?

ゆきこ:ノルマを払いながらライブに出ていた時期は、本当につらかったです。ノルマを払うために働いて、ライブに出て歌っての繰り返し。音楽にかけられる時間も少なくなってしまって。


———アルバイトをいくつも掛け持つみたいな感じでしょうか?

ゆきこ:電話営業、レストラン、パチンコ屋さん。工場作業、工事現場のガードマンもやっていました。親に仕送りもしていたので、全然寝る暇もないくらい働いて。交通費も節約して、基本的には徒歩で移動していました。


———仕送りまでされていたんですね…。

ゆきこ:でも、あのときがあって良かったです。音楽で収入を得られるようになって、次の道が見えるようになりましたが、これはファンの方が応援してくれるからこそ。今が当たり前じゃないな、と。


———支えてくれるのはありがたいってなりますよね。

ゆきこ:ヤバい! 泣きそう!(と言いながら、大粒の涙を流すゆきこhr)。すみません、ティッシュください(泣)。

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