経済評論家の勝間和代氏、恋多き同性パートナーと離縁
交際発表からおよそ1年半での別離となった。
■タカラジェンヌとの結婚式でも話題に
増原氏といえば2011年から元タカラジェンヌの東小雪と付き合い、翌2013年3月1日、二人は東京ディズニーシーで式を挙げて話題を呼んだ。
また、2015年4月1日に渋谷で施行された同性をも締結できる「パートナーシップ証明書」を申請し、11月5日、東小雪との第1号証明書が受理された。つまり、「フウフ」になったわけだ。
しかし、2017年12月25日、パートナー解消に伴い渋谷区に証明書を返還。そして、2018年5月、勝間和代との交際を発表した。
増原氏は今夏の参院選で立憲民主党から京都選挙区で出馬。「同性婚や選択的夫婦別姓の実現」を訴え、勝間氏も応援に入ったが落選した。どうやら、この別居生活が今回の離縁につながったようだ。
■「修復は不可能」と受諾
勝間氏はブログで「6日の夜、ひろこさんから大好きな人が他にできたので、その人と付き合いたいので、私とのパートナーシップを解消したいという申し出を受け、悩みましたが、修復は不可能と考え、その申し出を受諾することにしました」と苦悩を赤裸々に語っている。
「ひろこさんとのお付き合いをきっかけとして、私がLGBTであるというカミングアウトも行い、人生の重荷の一つが取れたことにはとても感謝しています」と、増原氏との交際が自身の性的指向を明かす機会になったとして、「このブログを書いているだけでも、涙が止まらなくなってきてしまっています。ほんとうに悲しいです」と綴った。
■「原因は私」と増原氏
増原はFacebookで「原因は私にあります。夏の選挙が終わってからしばらくして、私が別の人と生きていきたいと思うようになってしま」ったと告白。増原の離縁は2回目、「恋多き女性」とも受け取れる。
二人は杉田水脈衆院議員の「生産性」発言の際には共に日本外国特派員協会で会見し、杉田氏を批判し、多様性と多彩性が生かされる社会の実現を訴えていた。
ゲイレポーターの酒井佑人氏は、「結婚と違ってパートナーシップとは解消しやいすから、世界的にも離縁が結婚に比べて多い。同性婚が実現すれば、同性同士のパートナーでもそうたやすく別れることはなくなります。今回の二人の離縁は、俯瞰してみれば一過性のものでしょう」と語った。
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(取材・文/France10・及川健二)