宝くじで1億円をゲットした男性 「あまりの強運」でじつは過去にも…
宝くじは当てること自体が難しい。ましてや1億円など「夢のまた夢」でしかない。
「宝くじには特に運の強い人がいて、当たる人は何度でも当たる」などという話を聞いたことがある。本当にそうなのかと疑わしく思ってしまうが…。
■気軽なスクラッチで1億円
米国マサチューセッツ州の州宝くじのひとつで、インスタント・スクラッチタイプとなる「4ミリオンドル・ インスタント・ジャックポット」。
先月30日、ウースター郡メンドンに暮らすロルフ・ローズ(Rolf Rhodes)さんという男性が、その宝くじで100万ドル(日本円にして約1億830万円)の賞金に当選。長期の分割で満額を受け取ることより、高い税金を支払って一括で受け取る方法を選んだ。
■恐ろしいほどの強運
その当選イベントで堂々と実名を語ったローズさん。彼は中央に小切手が示された派手な柄のプレートを受け取ると、嬉しそうにそれを顔の横に掲げた。
だが彼は高額当選者にありがちな興奮や緊張で手が震えたり、スピーチの声が上ずったりということがない。とんだ強運の持ち主であるローズさんは、なんと1年半前となる2018年5月にも別のタイプの州宝くじに当選し、同額の100万ドルを手にしていたのだという。
■税引き後の額を一括で受け取る
当選者が氏名や居住地を明らかにしなければ賞金を受け取れないようになっているアメリカ。そこには、地元の教会や教育・福祉・医療機関ほか、社会貢献度の高い組織にどんどん寄付してほしいとの狙いが込められているとも言われている。
またしても大変な金額が銀行口座に入金されたローズさんも例外ではない。周囲の恨みを買わずに安心して暮らしていくためにも、彼はここからしばらくは「寄付」という慈善活動に追われることだろう。
こうしたこともあり、アメリカでは税引き後の額を一括で受け取る人が「地元のヒーロー」と称えられることは多い。
■どうせ買うなら当てたい宝くじ
宝くじのワクワク感は格別なものがある。しらべぇ編集部では全国20〜60代男女1,363名を対象に「もしも願いが叶うなら」について意識調査を実施。「亡くなった人に会える」夢より「宝くじに当選する」夢を実現させたいと考える人がダントツで多いことがわかった。
日本でも今月20日から、いよいよ年末ジャンボ宝くじの販売がスタートする。1度でよいから驚くような額を当ててみたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)