10代女性の2人に1人が… 風呂場で歌の練習をしてしまいがちな割合は
声が響きやすいお風呂場は歌の練習にぴったりなのか?
2019/11/10 19:40
■3割が浴室で歌の練習に励む?
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の34.5%が「風呂場で歌の練習をしたことがある」と回答した。
なお、男性31.0%に対して、女性37.9%とやや女性の割合が高い傾向も。
国民的アニメ『ドラえもん』においても、ヒロインのしずかちゃんが、お風呂タイムに歌っている描写が描かれることがある。現代は、一家に一つの浴室がある時代。締め切られ、声が響きやすいバスルームでは、歌の練習には手頃なのだろう。
■10代女性に経験者続出
さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも高いのは男女ともに10代で女性は60.5%、男性では48.1%と頭ひとつ突き抜けている。若い世代は、歌を披露する機会が多いだろう。そのため、流行りの歌を練習するためお風呂場を活用しているのかも。
また、一般的に経験率は年齢とともに上昇するものだが、その逆で徐々に割合が減少し60代では男女ともに3割を下回っている。
お風呂は本来、一日の疲れを取るところであり、歌声が家族の耳にも届きやすい。そのため、カラオケボックスなどでこっそり練習する人もいるのかもしれない。
■「上手になりたくて」
実際に、お風呂場で熱唱した経験がある人の話を覗いてみると…
「歌が上手になりたくて入浴ついでに練習をしていた時期があります。ある時、お隣さんとばったり遭遇した時、『〇〇いい歌ですよね』と笑顔で言われ背筋が凍りました。ダダ漏れだった…」(20代女性)
「すごく音痴なことがコンプレックスだったので、小さい時から浴室で歌ってました。毎日続けている内に上達して、今では友達とバンドを組んでます」(10代男性)
「合唱コンクールの期間や、カラオケで歌いたい曲がある時はお風呂場で練習してます。家族から『今日もノリノリだったな』と言われることには慣れました」(10代女性)
ネット上には、「自宅でできるボイトレ」として、お風呂で歌の練習をすることを推奨しているサイトもいくつかあり、実際にお風呂場で歌って上達した人もいるようだ。
一方で、マンションでも一軒家でも、建物の構造によっては窓を締め切っていたとしても、近隣に住む人の耳に歌声が届いてしまうことも。近所迷惑にならないよう、節度を持って歌うことが大切だろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)