「13歳の時に父の子を産みました」 性的虐待で母になった10代女性
「やむを得ず手放した子供に会いたい」と願う一方で、女性は遠くに引っ越したいとも考えているという。
■妊娠発覚と父の逮捕
2013年になるとお腹はさらに大きくなり、出産の1週間前に「この子は妊娠している」と確信した学校の教員が通報。
当局より職員らが学校に急行したというが、それを知った父親は女性を連れて逃走。しかし1週間後に見つかり父親は拘束・逮捕され、裁判の末に実刑判決が下された。
女性はその後に男児を出産。1年間は手元においたもののその後に養子に出したというが、いつかは息子に連絡したいと願っているという。
■女性の今
現在は通信制の公立大学で勉強しつつ、あまりにもひどい虐待経験をまとめた書籍の出版を予定しているとのこと。しかし自分を苦しめた父親が数年以内に釈放される可能性もあることから、できれば父親に見つからぬよう国外に移住したいと願っているという。
「つらい状況にあっても逃げ道はあるのです」と語っている女性だが、あまりにも大きなトラウマゆえに、完全には立ち直れていない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)