「13歳の時に父の子を産みました」 性的虐待で母になった10代女性
「やむを得ず手放した子供に会いたい」と願う一方で、女性は遠くに引っ越したいとも考えているという。
6歳の頃に父親による虐待を受け始め、小学生時代の流産を経て出産に至った女性がいる。壮絶な過去、虐待の発覚、そして今の気持ちを女性が告白した。
■虐待の始まり
英国で暮らす現在19歳の女性が、「性的虐待に苦しむ人たちに手を差し伸べたい」として自らが経験したおぞましい虐待につき明かした。
この女性の両親は、女性が5歳のときに破局。それを機に父親と暮らし始めた女性だが6歳になると父から虐待を受けるようになり、暴力はしだいに性的なものへと変化。酷い時には1日のうちに4度も強姦されていたという女性は、幼くして娘ではなく妻の役割を果たすよう強いられた。
9歳になる頃には家の掃除、そして父親の夕食の支度までさせられるようになったという。
■11歳で経験した流産
そのような暮らしを続けた末、女性は11歳にして妊娠。しかしこの妊娠は流産というかたちで終わり、12歳にして再び妊娠するもやはり流産したという。
その後にまたしても妊娠した女性はそれでも終わらぬ性的虐待に絶望し自殺を考えたというが、「赤ちゃんのために生きねばならない」と考え断念。その後にお腹はどんどん大きくなったが「生まれたら赤ちゃんは殺す」と父親に脅され、女性は不安を抱えたまま生活していたという。