「毒蛇にかまれた!」 焦って指を切断した農夫が真実を知り愕然
言い伝えを盲信していたせいで、男性はとんでもないミスを犯してしまった。
■医師の見解
病院に到着したとき男性の健康状態にはまるで問題がなかったため、「毒蛇にかまれたので自分で指を切断してきたんです」という農夫の話に、医師はとても驚いたという。
毒蛇にかまれた時によく出る症状も確認できなかったというが、医師は念のために男性に注射を打ち、切断部分の手当をして家に帰したという。
ちなみに男性の治療にあたった医師によると、「毒蛇にかまれた!」と焦り足や手の指を切り落としてから病院に来る患者は少なくはないとのこと。
中には「かまれた部分を焼いてきました」という人もいるというが、かまれた場合は切断などする必要はなく、とにかく病院に行き医師の治療を受けるのが一番だという。
■指の縫合は断念
ちなみにこの男性は焦っていたこともあり、切断した指を現場に放置。病院に持って行くことを忘れてしまったため、縫合してもらうことはできなかったという。
地元テレビ局の取材に応じた男性は、「今年4月に隣人が蛇にかまれた後に死んでしまったものですから…」とコメント。現在は自宅で切断部分が癒えるのを待っているといい、「傷の状態はずいぶん良くなりました」とも明かしている。
いくつかの判断ミスを犯してしまった男性だが、このニュースが中国内外で大きく報じられたことを機に、同じ間違いをする人は確実に減りそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)