女子中学生が妊娠中の姉を殺害 「子宮から赤ちゃんを引っ掻き出した」
子育てに忙しい身重の姉をじっと見つめる妹。その瞳の奥にあるのは「怨念」だった。
かわいい息子に恵まれ、もうすぐ2人目の子も誕生する。幸せそのものだった23歳の妊婦がある日突然、妹に命と幸せを奪われてしまった。いったなぜ…。
■金属棒で撲殺された親子
思わず身震いしてしまうその殺人事件は、ブラジル・ロンドニア州のポルト・ヴェーリョ市で今月18日夜に起きた。
妊娠8ヶ月のファビアナ・サンタナさん(23)が襲われ、その場に現れて母親を守ろうとした7歳の息子ともども金属の棒で撲殺されたもので、その後に発見されたファビアナさんの遺体は子宮から赤ちゃんが引っ掻き出されていた。
■湖と墓地で親子の遺体を発見
その日にファビアナさんの夫から「妻と子がいない」と捜索願が出され、3日後に警察は2人の変わり果てた姿を発見。息子の遺体は湖に浮かんでおり、ファビアナさんの遺体はそのすぐ近くの墓地でわずかに土をかぶっていた。
検死の結果わかったのは、赤ちゃんを引っ張り出された瞬間にもファビアナさんの心臓は動いていた可能性が高いということ。その殺害がきわめて冷酷で陰惨なものだったことを想像させるという。