恋人の腐乱遺体を自宅に放置した女 惨状目にした遺族はPTSDを発症

「あんな状態で放置するなんて」と憤る家族は、悲しみや驚き、そしてショックからも立ち直れないままだ。

■遺族が受けたショック

アロマキャンドルで臭いをごまかしていたものの、死後数週は経過していたとみられる男性の遺体は腐敗が進み、あまりにも酷い状態になっていたという。

発見者となったきょうだいはこの日を境にPTSDを発症し、一方いきなり息子の死を知り衝撃を受けた母親は「腐った肉のように息子を放置されたのです」「この心の傷はずっと癒えないでしょう」と憤りをあらわにしている。


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■真相と判決

当局は女を殺人容疑で逮捕したが、検死結果は意外なもので、男性の死因は薬の過剰摂取であった可能性が高いと判明。これにより殺人容疑は晴れたものの「遺体を放置し埋葬しなかった点は違法である」として、今月に入り懲役2年の実刑判決が女に言い渡された。

判決を待ちながら約1年間にわたり服役してきたため、残る服役期間は約1年。女は精神状態が悪く「事実を受け入れられなかった可能性もある」というが、腐乱した男性を見た家族のショックはどんなに大きかったことか。一日も早く遺族の心が癒えるよう、願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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