「先輩芸人をランク付けして下さい」 山ちゃんの返答に感動
番組の企画で、スタッフから「先輩芸人たちの順位付けをしてほしい」と依頼された山里亮太。彼の返答に、多くの反響が寄せられている
「南海キャンディーズ」の山里亮太が、29日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)にVTRで出演。スタッフから「先輩芸人をランク付けしてほしい」と依頼された際の返答に、インターネット上で多くの反響が寄せられている。
■「順位とか、ないかな」
番組スタッフから、「先輩芸人の順位付けをして下さい」と依頼された山里。他の芸人は悩みながらも筆を取り、先輩芸人たちの名前をランキング形式で書き連ねていった中、山里だけはなかなか筆を取ろうとしない。
そして「順位とか、ないかな」「色々な状況で、本当に助けてもらっているので」と先輩のランキング付けに難色を示す。
これでは企画が成立しないため、スタッフが「1人だけ書いてもらえませんか?」と懇願すると、山里は千鳥・大悟をあげた。
■借金して奢ってくれていた
大悟をあげた理由について、「僕がこの世界もう無理だなって思っていたときに、助けてくれたので。一生頭が上がらない」と語る山里。
駆け出しの頃、大悟は良い仕事をした後輩に「お前ら運エエな! 今日たまたま金入ってん、寿司行くぞ」といって回らない寿司をご馳走してくれたという。
しかし、先輩といってもあまりお金がなかった大悟は、借金をして後輩たちにご馳走していた。そのため、「僕ら後輩は皆、初めての賞金で大悟さんに飯をおごる」風習ができているのだとか。
■約3割「先輩のおかげで成長できた」
番組の企画とはいえ、先輩のランク付けを断ったことに、「山ちゃんはさすがだと思った」「順位はつけられない! とキッパリ言い張った山ちゃんの誠実さ、とても素敵でした」など視聴者からは多くの反響が。
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,721名を対象に実施した調査でも、全体で約3割の人が「先輩のおかげで成長できたと思う」と回答している。
お世話になった人たちに順位付けなんてできない…。山里の言葉からは、日本のエンターテイメントを支える芸人たちの、深い絆がうかがえる。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)