河野太郎大臣の“雨男”発言に… ツイッターでは声援が相次ぐ
言葉の1つ1つに責任がのしかかる著名人にとって、公の場での発言はかなり重大なもの。ときには、他意のない発言が失言と受けとられてしまう。
ツイッターでの驚異的なエゴサーチが話題を集めている河野太郎防衛大臣。近ごろ河野大臣のツイッターアカウントには、大勢のユーザーから声援が寄せられているようだ。
■台風に関するコメント
28日、河野大臣は都内で行われた自身の政治資金パーティーで「私は地元で雨男と言われました。防衛相になって既に台風が3つ」とコメント。
「その度に災害派遣 自衛隊の隊員が出てくれております」と続け、台風19号などの被害に対する救護活動を行っている自衛隊を労う姿を見せた。河野大臣の発言内容に関しては、同日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)にて取り上げられている。
■「雨男」発言に対し…
『報道ステーション』は河野大臣の雨男発言を「速報」として報道し、台風や自衛隊に関する所感を述べている場面の映像を公開。富川悠太アナウンサーは「雨などで多くのかたが亡くなっているわけですから」「その雨をどんな理由であれ笑いに変えるのは間違っていると思います」とコメントして、河野大臣の発言が「失言である」と指摘した。
■報道に対する疑問
河野大臣の発言が報道されると、ネット上では疑問の声が噴出。「速報でわざわざ伝える内容なのか?」「災害対策にここまで尽力している大臣の揚げ足とってどうするんだ…」といった意見が多数見られ、「言葉狩りではないか」という発言も多く上がっている。
■擁護の声多数
報道から一晩明けた29日、河野太郎大臣が笑顔で電話をかける写真をアップすると多数のユーザーからリプライが。
「発言の揚げ足とりなんて気にすることないです」「国民のために頑張っている河野大臣を尊敬しています」といった励ましの声が寄せられており、河野大臣がいつものようにツイッターを更新した様子に安堵したユーザーが多いようだ。
昨日のオマーンのパドル国防相との電話会談。 pic.twitter.com/ysbfLWtXPA
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 29, 2019
ネットリテラシーの高さから、幅広い年代層の人気を集めている河野大臣。擁護の声が多数上がっていることからも、その人気がうかがえるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)