幼女を犯し続ける60代小児性愛者の男 母親との歪んだ関係に衝撃

この母親にとって、腹を痛めて産んだ娘は守るべき存在ではなかったのか。

2019/10/29 10:00

児童虐待
(Choreograph/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

幼い子供たちを育てるのは本当に大変なこと。我が子をかわいがり、褒めてくれる人と一緒に子育てができれば一番だ。だがそこで母親は選ぶ相手を間違ってはならない。


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■児童保護当局が少女2名を保護

米国オハイオ州グリーン郡で24日、サリーナ・ホールという27歳の母親が我が子に対する虐待や命を危険にさらした容疑で米・連邦捜査局(FBI)に逮捕され、10歳にも満たない幼い娘2名が児童保護当局に保護された。

この母親が犯していた罪の背景にあるのは、彼女の奇妙な人格と歪んだ性倒錯。匿名の人物から通報を受けた警察や児童相談所の職員にとっても、首をかしげる点が多いという。

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■小児性愛者を「親友」扱い

ホールの供述にもとづいて、未成年者に対する性的虐待・暴行容疑で逮捕されたのはマリオン・スタングという64歳の男だった。ホールの協力により犯行に及んでいたもので、犠牲になっていたのはなんとホールが腹を痛めて産んだ2人の娘だった。

スタングは小児性愛者で、ホールの娘たちをかわいがるうちにそれが性的行為に発展。それを知りながらホールはスタングを「家族ぐるみの付き合いで私の大切な友人」と呼び、長年にわたり家庭に招き入れては娘たちと過ごさせ、強姦すらも黙認していた疑いがもたれている。

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■とんだ虚言癖が…

Facebookにアカウントを持っていたホール。「私はちょっと内向的で自宅で過ごすのが好き。夫も素晴らしい男性。妻としてよく頑張っていると言って褒めて愛してくれるし、家庭は円満」などと自己紹介していた。

ところが夫と不仲に陥ったのか、ある時から誰かを激しく罵るような言葉がFacebookに並ぶように。今のホールには幼い娘たちへの愛情も欠けており、精神面や人格的な問題も疑われている。


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■見えてこない黙認の理由

米国では児童ポルノ産業が巨大マーケットとして暗躍を続けており、幼い子が犠牲となる性的虐待・暴行事件が頻発している。そこで稼ごうと、親が我が子を利用して性的搾取につき投獄されることもしばしばだ。

そんな中でこの事件が異質なのは、ホールとスタングの間に報酬らしきもののやり取りが確認できていないこと。両者とも現在はスターク郡拘置所で予備審問の出廷に備えているが、初老の小児性愛者が幼い娘の体を弄ぶことをなぜ母親は黙認していたのか、不明な点は依然多い模様だ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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