牡蠣を食べ仰天のサプライズ 舌の上に現れたモノとは…
ガリッと感じたらそれは石。コロンと舌の上を転がったら、それはひょっとして…!?
ツルンとした食感と濃厚なジューシーさで、こぼれ出た汁までおいしい牡蠣(カキ)。これがたまらなく好きだという人は多いが、時にはこんなプレゼントまで…。
■シーフード・レストランで…
米国ニュージャージー州のクロスターという町に、シーフード料理をメインに開店したばかりの『Stern & Bow』というレストラン。客の評価も上々で連日ますます混んできている。
この店で19日、あるカップルが名物だという殻付きの牡蠣料理をおいしく食べていたところ、女性に嬉しいサプライズが起きた。
■舌の上で転がり踊る
ある時、口の中に異物を感じたという女性。最初は小石だと思ったが、それは口の中を妙に転がり、踊り、石の持つゴツっとした感触がないため「不思議に思った」としている。
なんとか吐き出したところ、それはやはり石ではなく、丸い天然の真珠だと判明した。海からの思わぬ贈り物にカップルは仰天し、大喜びし、周辺の客からも歓声が上がったという。
■「奇跡」と牡蠣の専門家
ニューヨークの有名な牡蠣レストラン『エンパイア・オイスターズ』のケヴィン・ジョゼフさんは『NBCニュース』の取材に応じ、このように答えている。
貝殻のかけら、寄生虫など何らかの刺激物が貝殻の内部に留まって真珠が生成されたのでしょうと説明したうえで、「メキシコ湾あたりの牡蠣ならともかく、寒流で採れる牡蠣においては稀どころか、まずあり得ないことです」とケヴィンさん。
こんなことは一生に一度あるかないかの奇跡だと断言している。
■「店の開運お守りに」と女性
当然、その女性に真珠を持ち帰ってもらうつもりでいた店主のラッセル・スターンさん。しかし、このレストランをとても気に入ったという彼女は、それをなんとスターンさんに手渡した。
「これからの繁盛と開運を祈願してあなたに贈るわ。お守りにしてね」と励ましてくれた女性にスターンさんは大感激。これからもますますおいしい牡蠣料理を提供していきたいと約束したという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)