「婚約者の夢を叶えたい」 闘病の末に亡くなった恋人の死装束は花嫁衣裳

長い闘病の末に旅立った女性を、婚約者は立派に見送った。

結婚式
(Anntua/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

若くして乳がんを患い、恋人と結婚する夢を叶えることなく息絶えた女性がいる。女性を愛し息を引き取った後もそばを離れることができなかったという男性が、女性を送る最高の方法を思いついた。


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■乳がん宣告

中国大連市で暮らすある男性(35)は、2007年に大学で出会った女性と恋に落ちた。

女性も男性に夢中になり、ふたりは婚約。2013年には結婚する予定だったというが女性が胸の痛みを訴え検査を受けた結果「乳がん」との診断を受け、式は延期せざるを得なかったという。

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■がん克服を目指した女性

女性が28歳の頃、検査結果を確認した医師団はがんの克服は困難と判断し、「頑張っても余命は5年ほどではないか」との見解を伝達。それでも女性は諦めず抗がん剤治療と放射線療法を受け、その様子を記録してSNSで配信しては、同じような状況にある人達を励まし続けた。

そんな女性にテレビ局が接触し番組への出演交渉を試みたが、体調悪化で弱っていた女性は断ったという。

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■女性の死