70代女性が妊娠し出産に成功 「血を分けた子供が欲しかった」
自力では呼吸ができなかった赤ちゃん、そして超高齢ママの今の状態は…?
■帝王切開で出産
医師の予想に反し見事に妊娠した女性は、約6ヶ月半ものあいだ胎児を子宮で育てることに成功した。
それでも女性の健康状態はすぐれず片方の肺だけしか機能していないこともあって、医師団は「このままでは赤ちゃんの命が持たない」と判断。緊急帝王切開で赤ちゃんを子宮から取り出したものの、赤ちゃんは700グラムにも満たぬ未熟児だったという。
■現在の母子の状態
あまりにも小さく「生まれてからしばらくは自力での呼吸もできなかった」とされる赤ちゃんだが、今は状態も落ち着いているとのこと。現在も新生児特定集中治療室にいる赤ちゃんの様子を医師団がしっかり見守っているというが、調子は上向きだという。
また高齢ママはすでに退院し、赤ちゃんが帰宅できる日を高齢パパと一緒に待っている。
赤ちゃんが小学生になるころには、女性も80代に突入。長年の夢がかなったことは素晴らしいが、体力勝負の育児をどこまでこなせるのか、子供の成長を見届けることができるのかなど、問題は山積み状態だ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)