体を張っているアナウンサー 若年層ほど好感を持つ傾向も
アナウンサーの仕事は多岐にわたるようになってきているが…
2019/10/23 09:20
今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)では、チャリティーランナーの1人に日本テレビの水卜麻美アナウンサーが抜擢された。
アナウンサーのタレント化が進む昨今だが、テレビ局の会社員扱いでもあるアナウンサーが、体を張った仕事をしていることを、世間の人はどう感じているのだろうか。
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■4割が好感を持つ
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の38.6%が「体を張るアナウンサーに好感を持つ」と回答した。
男性39.6%、女性37.7%と、男性の割合がやや高いものの男女間で大きな差は見られなかった。
■世代によって認識に差
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは10代で、男性55.6%、女性53.2%であった。男女ともに若年層の割合が高く、年代があがるにつれて割合も低くなっていくのが特徴的だ。
アナウンサーのタレント化は近年急速に進んでいる。若年層に比べ高齢層は、アナウンサーはニュースを読むのが仕事だと認識している人が多いのだろうか。
■地域によって違いも…
さらに、この結果を地域別に見ていくと…
もっとも体を張るアナウンサーに好感を持っているのは、甲信越の人で50.8%。東北地方が49.4%で続く。対して、もっとも割合が低かったのは首都圏で30.1%であった。
地方局はご当地の話題を特集することも多く、アナウンサーと視聴者との距離も近くなる。首都圏以外の場所では、体を張って頑張っているアナウンサーを見て、応援する人の割合も高くなるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)