マツコ、苦痛だった学生生活を振り返る 「ほぼ刑務所だった」
『5時に夢中!』マツコ・デラックスが自身の学生生活について「ほぼ刑務所だったのね」と振り返った。
■学生生活は「ほぼ刑務所だった」
番組では『日本人は「やめる練習」がたりてない』(集英社新書)を紹介した日刊ゲンダイの記事を取り上げる。日本人は学校や職場で我慢することの大切さが教えられてきたが、やめる勇気や失敗体験にも目を向けるべきという内容だ。
意見を求められたマツコは、自身の学生生活について「ほぼ刑務所だったのね。印象としては」と振り返る。悪い思い出はないものの、良い思い出もなく、「ずっとちゃんとしてなきゃいけない状況がちょっと異常だなと思うのよ、日本って」と疑問を呈する。
■「逃げることが悪」に警鐘
さらに、「学級崩壊みたいになれとは言わないけど、もうちょっと若干私語をするとか、『きのこの山』くらいつまむとかさ、それくらいの安心感のもと授業をやっても(いい)」と主張する。
続けてマツコは、学校のいじめ問題にも言及。「いじめられてる子とかまさしくそうだと思うんだけど」と切り出し、閉鎖的な空間によって「逃げることが悪」という価値観になってしまうのではないかと警鐘を鳴らす。「いじめられたら私、とっととそんな学校捨ててやりゃいいと思う」とした。
■学校が嫌いだった人は…
「刑務所だった」と感じるほどに学校が苦痛だったというマツコ。友人関係、教師との関係や勉強など、さまざまな理由でで学校が嫌いだったという人もいるだろう。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,363名に調査したところ、4割以上が「子供の頃、学校が嫌いだった」と回答している。
「やめる勇気」が大切だとしたマツコだが、その一方で「すぐに気に入らないからやめる」となってしまうことはいけないとし、あくまでもバランスが大切だと語る。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国20代~60代の男女1363名 (有効回答数)