ビートたけし、五輪の一部札幌開催に苦言 「名前変えるべき」に共感も
たけしが、一部競技を札幌で開催することに対し「オリンピックという名前を変えるべき」と苦言を呈した
20日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』で、東京オリンピックでマラソンや競歩等の競技が札幌開催になる可能性があることを報道。それに対し、ビートたけしが苦言を呈したことが話題となっている。
■「五輪という名を変えるべき」
たけしは、一部競技を札幌で開催することに対し「オリンピックっていう名前を変えなきゃいけないよね。おかしな話になってきた」と話す。
続けて「都市でやるのがオリンピック。もともとギリシャとかアテネでやってたもの」「クーベルタンとかアマチュアリズムが全部なくなって、ロスオリンピックあたりから経済中心になっていった」とオリンピックの現状について語った。
さらに「今ではプロでも出られる4年に1回の興行になっちゃった。これで各国が儲かろうって」と問題点を指摘。
■夏の五輪開催は米国への配慮?
共演した安住紳一郎アナは「7月から8月にオリンピックやるようになったのは2000年くらいから」とはじめ、「もともとは10月開催だった」「お金を出しているのがアメリカの放送局で、スポーツファンが暇をしている時期にどうしてもやりたい」と五輪裏事情を補足説明した。
■共感の声
たけしの「前提が崩れているのだからオリンピックという名前を変えるべき」という持論にネットでは「もうアマプロ関係なくなったよね」「選手ファーストじゃないよね」と共感の声が集まっている。
また安住アナの「アメリカへの配慮である」という解説に「そうなんだ…」と驚く声や「よく言った!」と全国で放送されるテレビにも関わらず利権問題に切り込んだことへ褒めるコメントも。
■東京五輪を開催してほしくない人も
時が進むに連れ問題が浮き彫りになる東京五輪。開催が来年に控えているが、世間の人はどう考えているのだろうか。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,376名に「東京五輪」について調査したところ、3人に1人が「開催してほしくない」と回答した。
ボランティア問題、札幌開催など、様々な課題がある中、どうやってこれを解消していくのだろうか。IOCや小池都知事から目が離せない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)