チコちゃんが「フライとカツの呼び分け」を解説 語源は全く違うけど…
『チコちゃんに叱られる』でフライとカツの違いについて解説。説明を聞くと驚きの事実が発覚…?
18日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「フライとカツはなにが違う?」が話題となっている。
エビフライやカキフライで使われる「フライ」とトンカツやカツレツの「カツ」、どちらも揚げ物に見えるがどんな違いがあるのだろうか。
■「フライは揚げたもの カツは焼いたもの」
チコちゃんの回答は「フライは揚げたもの カツは焼いたもの」という。カツも揚げる料理という認識だが、焼いたものとはどういうことなのだろうか。
フライの言葉の由来は「deep fry」という油をたっぷり使って揚げた料理のことを指すようだ。対して、カツの由来となったフランス料理のコートレットは、牛肉を油で焼いた料理であるという。昔の日本人はコートレットを上手く発音できなかったため「カツレツ」となった。
■コートレットをアレンジ
このコートレットはパン粉などをつけた後に油・バターをゆっくり染み込ませつつ焼く料理。牛肉の濃い味とバターのこってり感が日本人には合わず、すぐにメニューから消えてしまった。
この料理をリメイクしたものとして、牛肉を豚肉に変更し、カラッと油で上げる「ポークカツレツ」を開発。日本全国に広まり、今では「トンカツ」と呼ばれ人気メニューとなった。
結局、現在は同じ揚げ物であるということだが、「言葉の由来が違うことで呼び方が異なってくるということを知っておいてほしい」と語りテーマを締めた。
■「結局同じじゃん」
「カツは焼いたもの」という最初の回答だったが、解説を進めるうちに現在は「カツも揚げる」ということが発覚してしまった。ツイッターでは「結局同じじゃん」「アレンジの結果同じ揚げ物になったのか…」といったコメントが多くみられた。
日本人独自のアレンジの結果、元の言葉と大分違うものになった。ガラパゴスとも言われる日本の文化を調べてみるとこうした事例がたくさんみることができそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)