カープが明大の森下投手を単独指名 大阪の企業が「指名されたか」と反応
17日に行われたドラフト会議。明大の森下暢仁を広島東洋カープが単独指名した。
2019/10/19 07:30
10月17日に行われた、プロ野球・ドラフト会議。最速163キロ右腕の佐々木朗希(大船渡高)や、夏の甲子園準優勝投手の奥川恭伸(星稜高)両投手、石川昂弥内野手(東邦高)などに注目が集まった。
ドラフト会議が始まって以降、ツイッターでは指名された選手などの名前がトレンド入りする中、大阪の医薬品メーカーもドラフトに過敏に反応した。
■カープが明大の森下を単独指名
1位指名で多くの球団が佐々木、奥川、石川を狙いに行く中、広島東洋カープは、森下暢仁(明治大)を12球団で唯一1位に単独指名した。
森下は6月に行われた全日本大学選手権で、明大を38年ぶりの優勝に導いた牽引者。大学ナンバーワンで即戦力として期待される、最速154キロ右腕だ。カープが森下を単独したことを、ツイッター上で「森下一本釣り」と表現し、絶賛する声が相次いだ。
■大阪の森下が反応
ここで、森下仁丹という会社が反応した。同社は大阪府に本社を置く医薬品メーカー。明大の森下をカープが指名したと知った同社は、「森下…まで呼ばれて指名されたかと」と思わず反応してしまったとツイート。
言わずもがな、社名の「森下」と明大の「森下」が同じであることに起因する。
トレンドに!!!#違うそうじゃない #ドラフト会議2019 pic.twitter.com/Y2PPOVB2l7
— 森下仁丹株式会社/MORISHITA JINTAN CO.,LTD. (@official_jintan) October 17, 2019
ツイッターに「森下一本釣り」がトレンド入りすると、同社はハッシュタグで「違うそうじゃない」と冗談交じりに反応。なお、会社の「森下」と「カープ」の縁は今回が初めてではないようだ。2018年2月、同社の大礼服マークと薮田和樹投手とコラボしたグッズを発売していたとツイートしていた。
■本音は…
ネット上を中心に巻き起こった、「カープ!」「森下!」の大フィーバーを思う存分味わえた同社。だがツイッターを運営している「中の人」は葛藤していたと明かす。
というのも、中の人は岩手県出身で、本音は佐々木投手のことについて言及したい、同社が在阪企業ということで阪神やオリックスについても触れたい…。こうした思いがあるというのだった。
今回のトレンド入りを機に、同社にも注目が集まったかたちとなった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)