元日ハム・森本稀哲、自身のドラフトを振り返る 「一夜ですべて決まるわけじゃない」
元プロ野球選手の森本稀哲がツイッターを更新。ぬよ年のドラフト会議から一夜明け彼のドラフトの思い出が語られた。
2019/10/18 20:50
現役時代は北海道日本ハムファイターズなどで活躍し、現在は野球解説者の森本稀哲氏が17日、ツイッターを更新。自身のドラフト会議での思い出を語った。
記録よりも記憶に残るプレーの数々で野球ファンをわかせた森本氏の入団秘話。そこからドラフトを終えたばかり新星たちへのメッセージが見えてきた。
■ドラフト4位で日ハムに入団
2019年のドラフト会議も終わった。佐々木朗希(大船渡)や奥川恭伸(星稜)といった注目選手がどこに行くのかが注目されがちだが、ドラフトは1位がすべてではない。下位指名の選手というのも必ず存在しているのだ。
ドラフト会議が行われた日に思い出話をツイッターに投稿した森本氏もその1人だ。98年のドラフト会議で4位指名を受けて日本ハムファイターズに入団。その当時についてこのようにツイートした。
〜ドラフトの思い出〜 前編
1998年に日本ハムファイターズからドラフト4位で指名を受けました。
帝京高校三年生だった僕は、ドラフト当日その瞬間は普通に授業をしていて、授業中にラジオを聴いていた一つ下の野球部の後輩から「日ハム4位おめでとうございます!」と休み時間に伝えられました。— 森本稀哲 Hichori Morimoto (@onifukkusencho) October 17, 2019
〜ドラフトの思い出〜 後編
ホームルームでクラスのみんなに「おめでとう」と拍手をいただきました。
その後、記者会見や胴上げなどを期待していましたが、そんな事は全く無く監督に挨拶をして普通に下校。
一昔前の無名高校指名選手ってのは、そんな感じだったわけです😌
— 森本稀哲 Hichori Morimoto (@onifukkusencho) October 17, 2019
■今年のドラヨンはどうだった?
19年のドラフト会議の報道を見ると、読売ジャイアンツから4位指名を受けた井上温大(前橋商業)、阪神から4位指名された遠藤成(東海大相模)らは仲間からの胴上げや会見は行っている。
同じ順位で指名をされても、時代が違うだけでこの差。プロに入るだけでも立派なことを考えれば、森本氏の扱いが軽すぎるだけな気もする。しかし、下位指名を受けたからといってすべてが終わるだけじゃない。それは森本氏自身を見るだけでも十分にわかる。