『ミヤネ屋』テリー伊藤ら、神戸教員いじめは「犯罪」「集団リンチ」
神戸市内の公立小学校での教員同士による壮絶ないじめの実態について、テリー伊藤らが「いじめではなく犯罪」などと強く非難した
神戸市立東須磨小学校にて、教員同士によるいじめが発覚した問題。8日放送の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)でも大々的に報道され、その壮絶ないじめの実態に、テリー伊藤らコメンテーターが「犯罪である」と強く非難した。
■壮絶な後輩教員いじめの実態
リーダー格とされる40代の女性教員1名と、30代の男性教員3名からいじめを受けていたとされるのは、同校の20代の男性教員。
羽交い締めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられ、それを体に塗り付けられたり、激辛ラーメンの汁を目や唇に塗りたくられた…という被害が明らかになっている。
また、別の女性教員に性的な内容を含むメッセージを送信するよう強制されたり、被害教員が所有する車の上に乗られ、蹴られたりされた他、脚を踏まれる、コピー用紙の芯で叩かれるといった暴力行為もあったようだ。
■「これは犯罪」「集団リンチ」
いじめの実態を振り返り、読売テレビ報道局副部長・高岡達之氏は「私は『いじめ』という言葉は使いません。こんなものは『犯罪』です」と強く非難。テリー伊藤も「いじめというか、私は集団リンチだと思っています」と言及した。
また、番組内では被害教員が校長に相談しても事態が改善されなかった背景に、市内の校長同士が相談してお気に入りの教員を自分の学校に赴任させることができる、「神戸方式」と呼ばれる仕組みが関係しているのでは、との見解も紹介。
このことに、テリー伊藤は「校長も共犯者だと思う」とし、「子供たちにどう説明していくのか」と怒りを滲ませた。
■約5割がいじめに苦しんだ経験
加害者教員らを強く非難したテリー伊藤と高岡氏の発言には、「いじめは犯罪だとはっきり言い切ってくれて嬉しかった」など、視聴者からも多くの反響が。
また、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,381名を対象に実施した「いじめ」に関する意識調査では、全体でおよそ2人に1人が「過去に一度でもいじめられた経験がある」と回答している。
今後、加害者とされる教員らにどういった処分が下されるのか、事態がどう収束していくかが注目される。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国20代~60代の男女1,381名