認知症の女性が森で迷子に 10日生き延びたのは「カエル食べたおかげ」
「見つけてくれると信じていたわ」と明るく語った女性。
■カエルや魚も捕獲
当局の発表によると、女性は幸運にも小川を見つけ「そこで水をすくっては喉の渇きを癒していた」とのこと。
しかしそれだけでは空腹を満たせるわけもなく、女性は森や小川に生息しているカエルや小型の淡水魚を捕まえ、それを食べて生きていたという。
■救出を信じていた女性
このほどテレビ局の取材に応じた女性は、「分かっていたのよ、見つけてもらえるってね」とコメント。母と揃って取材に応じた娘は目に涙をため、「電話で母の声が聞けたときは本当に嬉しく思いました」「母なら大丈夫だと信じていたんです」と話している。
ちなみに女性本人は森に入り込んだ経緯もすでに忘れているとのこと。それでも森での生活が快適とは程遠かったことは印象に残っているもようで、「マットレスをちょうだい」と述べ笑ってみせた。
森や山中で子供やお年寄りが道に迷うという心配なケースが後を絶たないが、水を確保すること、そして食べられるものをどうにか見つけることで、発見される日までどうにか生き抜いてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)