認知症の女性が森で迷子に 10日生き延びたのは「カエル食べたおかげ」

「見つけてくれると信じていたわ」と明るく語った女性。

カエル
(ruiruito/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

認知症を患う高齢者が、ふらりと姿を消して家に戻れなくなるケースがある。「発見された時には亡くなっていた」というケースも残念ながら多いが、先月いきなり自宅を出て森に迷い込んだ女性はサバイバル本能を発揮。大きな怪我をすることもなく無事に保護された。


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■失踪した女性

9月17日のこと、米テキサス州で暮らす若年性認知症を患う女性(62)が車の鍵を見つけそれを手にとった。病気もあり運転はできないはずだというが、この日は運転席に乗り込みエンジンをかけると通りに出て、自宅敷地を後に。

ほどなくして女性が姿を消したことに気付いた娘がすぐに通報したことで、警察が女性を発見すべくすみやかに捜査を開始したという。

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■10日後に発見

失踪からじつに10日後に、女性が乗っていた車が自宅から車で1時間ほど離れている森の入り口で発見された。そこで警官隊が森に入り捜索活動を始めたところ、ほどなくして森の奥深くにいる女性を発見。

念のために病院に搬送し全身状態をチェックしたというが、幸いにも大きな怪我は皆無だった。虫に体中を刺されてはいたものの、そのほかには軽い脱水症状しか問題はなかったという。

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■カエルや魚も捕獲