強盗から妹を守った兄が惨殺 容疑者には少なくとも20回の逮捕歴
妹を守ろうと立ち向かい、力尽きた少年。その勇気と共に、容疑者の逮捕歴も話題に…。
過去に何度も逮捕された経験のある男が、強盗目的である民家に侵入した。そのとき家にいたのは、幼い妹の世話を任されていた兄。兄はこのとき容疑者に立ち向かい、妹を守ろうと必死の抵抗を試みた。
■いきなり民家に押し入った男
先月26日のこと、米フロリダ州で暮らしていた少年(15)の家に、27歳の男が強盗目的で侵入した。
このときたまたま自宅で妹(5)の子守をしていた少年はすぐに異変に気付き、「妹は僕が守らなくては」との思いから犯人撃退を試みた。妹を置き去りにして家から飛び出し逃げることもできたはずだが、少年は必死に抵抗。
だが10歳以上も年上の相手をには敵わず、致命傷を負わされた少年はその場で死亡した。
■警察の発表に震撼
その後、「怪我をして血を流しながら歩いている男がいる」と近所の住人が通報したことで警官隊が現場に急行した。すると手などに複数の刺し傷を負った男を発見。男は咄嗟に逃走を試みたというが警官隊は男の身柄を確保し、逮捕・拘留した。
男を拘束した警官隊は近くの家々を訪問し、被害者の有無を確認。その際に訪れた一軒の家で、息絶えた少年の遺体、そして無傷の妹を発見したという。