箕輪厚介氏、増税前の駆け込み行列に苦言 「そのとおり」と共感も
『スッキリ』消費税が8%から10%に上がることで多くの人が駆け込みで大量買いに。編集者・箕輪厚介氏の意見に賛否の声があがった。
10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられた。前日の9月30日には、増税前の最後の駆け込みとしてさまざまな物を大量買いした人も少なくないはず。
1日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でも増税や軽減税率制度について特集。編集者・箕輪厚介氏の発言に注目が集まっている。
■増税前夜を特集
番組では、消費税10%前夜の人々の様子を放送。駅には定期券を求める行列ができ、ガソリンスタンドでも給油を求めて多くの車が並んでいた。いずれも増税前に少しでも節約しようという考えだ。
VTR明け、MCの加藤浩次は「僕なんかもそうだけど、日々から節約とか考えてればいいのに、『うわっ2%上がる。ヤバイ!』ってそのときお祭りみたいにやってしまう。1週間とか2週間経ったら『まあもういいや』って。我々、報道する側も『混乱招いてます!』みたいなこと言いたがるじゃない。さほど混乱起きてないよこれ」と冷静に分析する。
周囲の焦りに影響されて大量買いをすることに「でもその物って本当に必要なのって話」と疑問を呈した。
■消費税を気にするよりも…
番組では軽減税率制度についても特集したが、箕輪氏は「こんなこと言ったら批判されそうですけど…」と前置きした上で「2%ってボディーブローのようには効くと思うんですけど、さっきのVTRでいうとめちゃめちゃ車で並んで『80円お得!』だったら、その日ぐっすり寝て次の日に仕事頑張って、良い仕事できる人間になったほうがいい」とバッサリ。
「家計には響くと思うんですけど、上がっちゃったものはしょうがないから『8%か10%か』ってやるよりも、頑張って良い仕事して給料上げるようにポジティブに考えたほうが。とくに若い人とかそう思います」と持論を述べる。
箕輪氏の発言を受け、加藤は「なるほど。そっちの考え方ね」と笑っていた。