中学校4階から男子生徒が投げ落とされ重傷 「因果応報」の声が出る理由とは
教師も被害者の家族も知らなかったある事実。それが子供たちの口から明らかにされた。
■ネットの意見は…
この事件に関しては、微博(ウェイボー)でも若者を中心に炎上。このような意見が支持を得ているようだ。
「イジメっ子に対する憎悪の感情がある時いきなり爆発したのだろう」
「強い恨みを晴らしたいという気持ちは理解できる」
「イジメの問題はやはり根深い。やはり、なくさないと…」
■ショックと闘う父親
もしも、自分の息子が学校のイジメっ子だとこの父親が知ることができていたら、それを厳しく禁じ、しっかりと指導することで、このたびの悲劇を防ぐことができたかもしれない。
集中治療室で治療が続けられている息子は、意識はあるものの全身を強打して複数個所を骨折しており、内臓が負った損傷も心配される。父親は今、ひどいショックと悲しみに打ちひしがれているもようだ。
■いじめ加害者に対する復讐
いじめ加害者に対する復讐は陰惨なものも多い。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,358名を対象に「いじめ加害者」についての意識調査を実施していた。
40代を過ぎると半数に満たなくなるが、若いうちは「いじめ加害者は復讐されても仕方ない」と考える傾向がいささか強いようだ。
感情の高ぶりに支配されると、後先を考えない突発的な行動に出ることも多い少年期。このたびのような事件を回避するためにも、恨みや憎悪の情などが存在しない、平和で楽しい学校・教室にすることはとても大切だ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)